あおい薬局
臍帯血バンクの実情把握へ 厚労相、全国調査指示
2009/12/22 13:26 【共同通信】
約1500人分の臍帯血を保管している茨城県の民間臍帯血バンクが経営破綻した問題を受け、長妻昭厚生労働相は22日、全国にある民間バンクの数や仕事内容を詳細に把握し、国としての対応を考える意向を示した。同日、全国調査に着手するよう省内の担当者に指示した。
長妻厚労相は閣議後の記者会見で、民間バンクについて「今まできちんとした統計がなされていないのではないかと考えている」と述べた。
破綻した民間バンクは「つくばブレーンズ」(茨城県つくば市、塚田富美子社長)。10月16日、水戸地裁土浦支部から破産手続き開始決定を受けた。保管する約1500人分の臍帯血の新たな預け先探しが所有者や現経営陣の同意のないまま進められる事態となっている。
民間臍帯血バンクは全国に数社あるが、経営破綻は初めて。業界参入に法的規制はなく、塚田社長は共同通信の取材に「引受先にきちんとした保管技術や施設があるかどうか分からず、どう扱われるか心配だ」と話している。
臍帯血は「医薬品」にあたらないため、民間業者が扱うことについて薬事法などの規制がないが、関係者からは「厚労省の認可事業にすべきだ」との声が上がっている。