あおい薬局
妊産婦死亡の調査開始へ 安全向上で国循センター
2010/05/18 18:12 【共同通信】
国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)は18日、出産前後の妊婦の安全性を向上するため、妊産婦が死亡した際の原因を調査、分析する事業を始めると発表した。
同センター周産期・婦人科の池田智明部長によると、妊産婦死亡件数は2、3年前から増加傾向で「日本の妊産婦死亡率は先進国の中でも高く、改善の余地がある。10?20%が訴訟になっており、社会問題化している」とした。
事業では、全国の産婦人科医らが所属する日本産婦人科医会から、出産の前後約1年間の妊産婦死亡について経緯などの情報を匿名で集め、産婦人科や循環器科の専門医らによる症例評価委員会で検討する。
原因や予防策をまとめ、データベース化して年に1度提言を出す予定で、「妊産婦死亡の80%以上は循環器系の疾患が原因で、われわれの役割は大きい。医療への信頼回復につなげたい」(池田部長)としている。
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