あおい薬局
国内外とも未承認の薬に保険併用 専門家会議が初承認
2010年5月18日 asahi.com
厚生労働省の先進医療専門家会議は18日、久留米大学病院(福岡県)で前立腺がんの患者に対するがんペプチドワクチン療法に公的医療保険の併用を認めることを決めた。
この治療法は、がん細胞の表面にあるたんぱく質の断片(ペプチド)を患者に注射し、がん細胞を攻撃する免疫細胞を増殖させる。
未承認の薬や医療機器で治療すると、本来保険が利く検査や診察も保険請求ができない。医療技術の開発を促すため、一定の条件を満たす医療機関には 保険併 用を認める高度医療評価制度が2年前にできた。今回は日本だけでなく海外でも未承認の薬で、こうした例の保険併用は初めて。
抗がん剤が使えない進行前立腺がんで、特定の白血球タイプの患者が対象。ワクチンの費用は保険が利かず1回6万円。平均的な回数は13回で、画像検査などは保険が利く。これを含め患者負担分は約100万円になる。
同大病院は5年で55人の患者に対して有効性を確かめる臨床試験として行うが、データは薬事承認に使えない。終了後に同大発のベンチャー企業が改めて治験を行い、承認を目指す。
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