あおい薬局
薬の被害 入院患者の2割 京大など研究チームが3病院3500人調査
2010年9月29日 読売新聞
3総合病院の入院患者約3500人を対象に京都大などが行った調査で、約2割に薬の健康被害が起きていたことがわかった。こうした大規模な実態調査 は、国内では例がないという。薬の健康被害は一定の危険性で発生することが明らかになり、研究チームは、不要な薬の投与を避けるなど安全対策を求めてい る。
東京都の聖路加国際病院、京都市の洛和会音羽病院、福岡県飯塚市の麻生飯塚病院で2004年、診療科と集中治療病棟計18か所の入院患者3459人を対象に、カルテなどを調査。薬の健康被害は726人(21%)に計1010件起きていた。
抗菌薬投与後のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染による菌血症や肺炎などで死亡したのが14人、重度の低血圧など命にかかわる被害が 46人、消化管出血など重症が272人だった。健康被害の事例中、処方指示の間違いや対応の遅れなど人為的な原因が関係したのは141件(14%)。▽4 種類以上の薬剤を投与▽担当医の経験が3年未満----などの状況で起きやすかった。
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