あおい薬局
骨肉腫にがんワクチン臨床試験 札幌医大、世界初の試み
2010/10/04 21:43 【共同通信】
札幌医科大の和田卓郎准教授(整形外科)らの研究グループは4 日、ひざの関節付近などに発生するがん「滑膜肉腫」に対するペプチドワクチン治療の臨床試験で成果が上がり、同様の効果が期待できる骨肉腫へのがんワクチ ンの臨床試験を本格的に開始すると発表した。世界初の試みという。
滑膜肉腫のワクチンは、化学療法などほかの治療で効果がない患者を対象に、2002年から臨床試験を開始。ワクチンの改良により、最近の症例のうち3例でがんが縮小したり拡大が抑えられるなどして、2年以上生存する効果が得られているという。
骨肉腫に使うワクチンは、研究グループが「PBF」という抗原ペプチドを特定して作成。最終的には手術後に化学療法との併用を目指している。
和田准教授は「骨肉腫の症例は国内で年間200例以下で、ほとんどの患者が10代。症例が少なく臨床試験には困難もあるが、研究を進め新薬開発につなげたい」と期待している。
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