あおい薬局
ニコチン量の調節遺伝子を発見 タバコ育種や医薬へ応用も
2010/10/26 18:21 【共同通信】
植物のタバコに含まれるニコチンの量を調節する働きを持つ遺伝子を発見、働きを解明したと奈良先端科学技術大学院大の橋本隆教授(植物遺伝子機能学)が26日、発表した。成果は20日付の米科学誌プラント・セル(電子版)に掲載された。 ニコチンは、タバコが虫に葉を食べられることなどを防ぐために作られる物質で、ヒトなど動物の神経系に作用する。 今回解明された遺伝子は、類似したものが染色体の一部に複数並んで存在。ニコチンの合成に関係する遺伝子の働きを制御する役割を持っており、低ニコチン品種では、この遺伝子が高ニコチン品種に比べ、少なくとも7個欠損していた。 橋本教授は「低ニコチン品種の育種を速めることもできる」としている。このほか、ニコチン合成と同様のメカニズムを持つと考えられる植物由来の抗がん剤成分の合成など、医薬分野への応用も可能という。
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