あおい薬局
タンパク阻害で糖尿病改善 京都大、マウスで確認
2010/11/25 20:57 【共同通信】
細胞の核にあるタンパク質「TBP―2」の働きを阻害することで、肥満であってもインスリンの分泌が促進され糖尿病が改善することを、京都大の増谷弘准教授(分子生物学)らのチームがマウスの実験で突き止め、25日発表した。
日本人に多い2型糖尿病は肥満に伴って起きることが多く、体内でインスリンが十分に出なかったり作用しなかったりする。増谷准教授は「分子レベルの仕組みを調べ、このタンパク質を働きにくくする薬剤の開発につなげたい」としている。
チームは、食欲抑制ホルモンができないようにして肥満にしたマウスでは血糖値が大幅に上昇し、糖尿病のような状態になることを確認。
この肥満マウスと、TBP―2をなくしたマウスを交配させたマウスでは、肥満でありながら、インスリンの分泌量や作用が通常のマウスと同程度まで改善した。
成果は英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。
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