あおい薬局
歯かみ合わせが転倒に影響
2011年5月18日 中国新聞
奥歯が欠損してかみ合わせできない人は転倒しやすいことが、広島市総合リハビリテーションセンター(安佐南区)歯科の吉田光由部長(46)たちの 認知症高齢者を対象にした調査で分かった。中区で20日から始まる日本補綴(ほてつ)歯科学会の学術大会で発表し、転倒予防につながるかみ合わせの重要性 を訴える。
広島市内の病院に入院し自力で歩ける認知症高齢者146人を対象に、奥歯のかみ合わせの有無と過去1年間の転倒回数の相関を調査。「2回以上」「1回以下」に分類した。
かみ合わせができないグループ(50人)で年2回以上転倒した人は54%と過半数に達した。自分の歯でかみ合わせができるグループ(27人)と、入れ歯でかみ合わせができるグループ(69人)はいずれも年2回以上の人の割合は14%台で、年1回以下が8割強を占めた。
また、かみ合わせできなくて転倒回数が多い17人に入れ歯治療をして1年間追跡調査したところ、13人(76・5%)の転倒回数が減少。他は増加、同数が各2人だった。
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