2011年8月20日 読売新聞
嗅覚の神経細胞が成長する際に必要なたんぱく質を、横浜市立大学の竹居光太郎准教授らのチームがマウスの実験で発見した。
iPS細胞(新型万能細胞)を用いた脊髄損傷やパーキンソン病などの再生医療実現につながる成果で、米科学誌サイエンスに発表した。
脳や脊髄にある中枢神経は再生能力が低く、大きく損傷すると元通りにするのは難しい。研究チームは、比較的再生能力の高い嗅覚神経系に着目。光を当てて特定の物質を働かないようにする手法を使い、嗅覚神経細胞の成長に必須なたんぱく質を探し出した。
「LOTUS」と名付けたこのたんぱく質の働きを調べたところ、神経再生の阻害反応を止める作用があることがわかった。
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