2011年10月17日 21:42 キャリアブレイン
日本禁煙学会(理事長=作田学・杏林大客員教授)は10月17日、煙を吸い込んだ人の気管支分岐部に集中的に沈着して肺がんを引き起こすとされる「ポロニウム210」など、たばこに含まれる放射性物質の測定を求める要望書と、ポロニウムの危険性などを訴える緊急声明を、小宮山洋子厚生労働相にあてて提出した。
要望書では、▽東北・関東地方の葉タバコに含まれるセシウムやポロニウムなどの放射性物質の測定▽製品化されたたばこのポロニウムの測定−を、緊急声明では、たばこの煙や灰などを放射性物質と認識すべきとし、喫煙スペースの撤廃などを求めている。今回の提出に先立ち、14日に安住淳財務相にも同様の要望書を送付した。
17日に厚労省で記者会見した作田理事長は、「タバコは土壌から放射性の重金属を非常に効率的に葉に取り込み濃縮する性質を持つ」と指摘し、「セシウム濃度の高い所がある」東北・関東での葉タバコの調査を要請。また、1980年に日本専売公社(現日本たばこ産業)が「ポロニウムと受動喫煙の関係を調べるべき」と記述した記録が残っていたことに言及し、製品化されたたばこも調査するよう求めた。
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