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 2012/05/23 05:39 午後

温熱化学療法で胃がん生存率上昇

  • 2011/11/29 06:26 午後
  • 投稿者:
    Admin
最近のニュース NHK NEWS WEB 11月29日 17時29分

胃がんの手術中に、がんを切り取った胃の断面やその周囲を抗がん剤の入ったお湯で洗う治療を行ったところ、患者の5年後の生存率が大幅に上昇したとする研究成果を、滋賀医科大学のグループがまとめました。

滋賀医科大学の谷徹教授らのグループでは、胃がんの手術中に、がんを切り取った胃の断面やその周囲の臓器を抗がん剤の入った40度以上の生理食塩水で洗う、「温熱化学療法」と呼ばれる治療を、平成14年から患者60人に行ってきました。
その結果、ステージ3Bと呼ばれる、比較的がんが進行している患者では、5年後の生存率が、それまでの30%から74%と44ポイント上昇したほか、最もがんが進行しているステージ4の患者でも、8.5%から29%にまで上昇したということです。

研究グループでは、抗がん剤の入ったお湯によって、手術で取り切れなかったごく小さながん細胞を殺すことができたとみていて、多くの患者がこの治療を受けられるよう、国に先進医療として認めるよう求めることにしています。
これについて谷教授は、まだ患者数が少ないので、今後さらに研究を進める必要があるとしたうえで、「効果があるのは確実だ。ほかのがんにも応用できるよう研究を進めたい」と話しています。

「日本胃癌学会」代議員で、がん研究会有明病院の山口俊晴副院長は、「胃がんについての一般的な治療方法として、温熱化学療法は確立されていない。

今後、臨床試験などの結果を評価していく必要がある」と話しています。

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