FNN フジニュースネットワーク 2012/01/17
東京の乾燥注意報発令は、17日で33日連続となっている。こうした中、各地でインフルエンザが猛威を振るい始めている。
予防接種をしていても、油断は禁物。
診察中に泣き出してしまった生後6カ月の赤ちゃん。
突然の39度の高熱、診察の結果はインフルエンザだった。
母親は、「きのう(16日)、お姉ちゃんがインフルエンザの診断をここで受けて、きょうから熱が、この子も出たので、診てもらったら、やっぱりうつったみたいで。けさ、39度の熱が出ました」、「わたしに今度うつってしまうと、面倒見られなくなるので、それを一番、気をつけないといけないと思います」と話した。
猛威を振るい始めたインフルエンザ。
東京・江戸川区の「みやのこどもクリニック」では、16日と17日の昼時点で、インフルエンザと診断された患者が18人いたという。
みやのこどもクリニックの宮野孝一院長は「正月(休み)明けて、学校や幼稚園が始まったあたりから、少しずつ出てきて。先週末から急激な増え方をしています。いよいよ、大流行の兆しというところじゃないでしょうか」と話した。
全国のインフルエンザ患者数は、12週連続で増加している。
富山県や岡山県では、幼稚園や小・中学校で、インフルエンザの集団感染が発生し、17日、東京都内でも今季初めて学校閉鎖の措置がとられた。
東京・銀座でも、マスクをつけて歩く人の姿が目立つ。
東京には、17日で33日連続の乾燥注意報が発令されている。
18日も続けば、史上3位に並ぶ、まさにカラカラの乾燥状態に。
みやのこどもクリニックの宮野孝一院長は「(乾燥は危険?)やはりウイルス自体が、低温・低湿度を非常に好む。そういう(乾燥している)ときに増殖しやすい性質を持っていますので」と話した。
街の人は、「家では、加湿器を回すようにしたり」、「乾燥は、ちょっと気になりましたけど、だいぶ鼻が痛くなったりするんですけど。マスクは嫌いなんですよね」と話した。
日常生活でできるインフルエンザ対策として、まずは、外出したあとは手洗い、うがいで清潔にし、さらに、マスクのつけ方にも、ひと工夫が必要。
みやのこどもクリニックの宮野孝一院長は「のどを潤すという意味で、湿らせたガーゼをマスクの中に入れたりすることも大事」と話した。
そして室内では、加湿器で湿度を上げ、ウイルスがこもらないよう、換気をすることも重要だという。
東京・中野区のドラッグストア「ハックドラッグ」には、入ってすぐ、ウイルス対策コーナーが大きく設けられている。
中でも、濡れた布をマスクの間に挟む保湿タイプのマスクが、今、最も人気だという。
一方で、街では、インフルエンザについて、「わたしはまだ、(予防接種を)受けていないんですよ。子どもは受けましたけど。早く受けなきゃと」という声も聞かれた。
しかし、予防接種を受けていても、インフルエンザにかかることもある。
インフルエンザにかかった子どもの母親は「予防接種してたので、ちょっと油断した感じで、驚いた」と話した。
予防接種は、あくまでもインフルエンザにかかりにくくすることや、重症化を防ぐもので、日ごろの対策が必要だという。
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